Fansly(ファンスリー)は、2020年にOnlyFans離脱組が立ち上げた大手のNSFW対応サブスクSNSです。クリエイターが月額・PPV・チップで、ファンから直接お金を受け取れます。海外チャトレ事務所Mignon Group(50名以上を支援)の運営者が、現場目線で解説します。
このページの結論を3行で:
- 稼ぎ方: 取り分80%(手数料20%)。サブスク・PPV・チップ・メッセージ課金・ライブの5本柱。出金は$20から週1回
- OnlyFansとの違い: NSFWに寛容。サブスクは最大4階層。無料アカと有料アカを1つの中で同居できる。UIは英語のみ
- 向いてる人: ライブ配信に足して、写真・動画・テキストの蓄積を売りたい人。OnlyFansのリスク分散先にも使える
この記事では「どう始める?」「OnlyFansとどう違う?」「日本人で稼げる?」を順に見ていきます。配信全般を相談したい人はLINEから気軽にどうぞ。
事務所についてはこちら
Fanslyとは?基本データと手数料
Fanslyは、2020年にアメリカで始まったクリエイター直販型のサブスクSNSです。OnlyFansが2021年8月にアダルト規制を発表して撤回した騒動のとき、OnlyFansを離れたクリエイターと開発者が作りました。今では世界トップクラスのNSFW対応サービスに育っています。
OnlyFansよりアダルト表現に寛容なので、際どいコンテンツを扱う人のリスク分散先として定着しています。Fansly公式の運営方針も「収益化と表現の自由の両立」をはっきり掲げています。
うちMignon Groupでも、ライブチャットを軸にFanslyをサブ収入にしている所属者が複数います。ライブで動きと声を売り、Fanslyで写真・動画・テキストの蓄積を売る。場を分けると24時間稼げる体になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営国 | アメリカ |
| サービス開始 | 2020年 |
| クリエイター取り分 | 80%(手数料20%) |
| 収益形態 | サブスク(最大4ティア)/PPV/単発チップ/メッセージ課金/ライブ |
| 支払い方法(視聴者) | クレジットカード・暗号通貨 |
| クリエイター出金 | 銀行送金・Paxum・暗号通貨(USDT/BTC等) |
| 最低出金額 | $20 |
| 出金頻度 | 週1回(申請ベース) |
| 主要客層 | 北米・欧州・オセアニア中心 |
| NSFW対応 | 明示的に許可(OnlyFansより寛容) |
| UI言語 | 英語のみ(日本語非対応) |
取り分80%はOnlyFansと同じです。今のところ値上げの予定は公式から出ていません。出金は最低$20から週1回申請できます。暗号通貨での受け取りは日本のクリエイターに一番使われています。
OnlyFansとの違い|7項目で比較
「とりあえずOnlyFansだけでいいのでは」と思う人も多いので、Fanslyを併用する意味がある場面を整理します。
| 比較項目 | OnlyFans | Fansly |
|---|---|---|
| サブスクティア | 1階層(単一価格) | 最大4階層 |
| 無料アカウント運用 | 有料と分離(別アカ必要) | 1アカ内で無料/有料併存 |
| クリエイター取り分 | 80% | 80% |
| NSFW扱い | 許可だが規制リスク履歴あり | 許可(明示的に寛容) |
| 視聴者規模 | 世界最大(月数億訪問) | OnlyFansより小規模 |
| 検索/発見性 | 弱い(リスト型UI) | 強い(タグ検索が充実) |
| 支払い方法(視聴者) | クレカ中心 | クレカ+暗号通貨 |
選ぶ基準はこの2つです。
- サブスクを段階で分けたい人(ライト$5/コア$15/$30など)→Fanslyを選ぶ理由が強い
- 無料層で集客して有料で課金、を1アカでやりたい人→Fanslyが有利(OnlyFansは無料用と有料用でアカを分ける必要が出る)
逆に、視聴者の数だけ取りたいならOnlyFans単独で十分です。Fanslyはコミュニティの濃さで稼ぐ作りなので、ライト層を広く取るのは向きません。OnlyFansの詳しい仕組みは別記事にまとめています。
登録手順|5ステップで30〜60分
登録は英語UIですが、入力項目はシンプルです。30〜60分で終わります。
- アカウント作成:メールアドレスとパスワードでサインアップ。確認メールのリンクをクリック
- クリエイター申請(Become a Creator):プロフィール画面の申請ボタンから。住所・本名・電話番号(SMS認証)を入力
- 身分証提出(KYC):パスポートか運転免許証の表裏と、顔写真とのセルフィー。アジアからの申請は審査が厳しめで24〜72時間かかる
- ペイメント設定:Paxum・暗号通貨ウォレット・銀行情報を登録。1つあれば出金申請できる
- プロフィール+ティア設計:画像・ヘッダー・自己紹介・サブスクティア(無料含む最大4階層)・タグ設定
日本国籍の人は年齢確認が厳しく、身分証の有効期限や住所表記のズレで却下されることがあります。うちで把握している配信者の経験では、パスポート提出が一番通りやすいです。
出金方法|クレカが詰まりやすい理由
日本人がFanslyを触るとき、一番詰まりやすいのが出金です。視聴者の支払いはクレジットカードと暗号通貨が中心ですが、クリエイターの出金には日本のメガバンク直接振込が使えないことがあります。
使える出金方法
- Paxum:アダルト業界で標準のオンライン決済口座。Fanslyで受け取り→Paxum内で保有→日本の銀行に出金、の3ステップ。手数料は1回$15〜$25ほど
- 暗号通貨(USDT/BTC):Bybit・Bitget等の海外取引所のウォレットに直接受け取れる。手数料が一番安く、円安なら為替益も期待できる
- 銀行送金(国際電信):対応はしているが、着金時に銀行から「マネーロンダリング対策」の確認電話が来ることが多い。最低$500からなどFansly側の制限もある
使えない・使いにくい方法
- PayPal:Fanslyは原則非対応(アダルト流入は規約違反)
- Wise:着金はできるが、アダルト流入と判断されると凍結リスクあり
- 国内決済代行サービス:Fanslyからの送金経路がそもそもない
うちの配信記録を見ても、登録時点でPaxum口座を開くか、Bybitなどで暗号通貨ウォレットを用意するのが標準です。Paxum公式はサインアップ無料で、本人確認(身分証+セルフィー)で1〜2日に開設できます。
収益化の5本柱
Fanslyは稼ぐ入り口が複数あります。1つに頼らず、5本の柱を組み合わせるのが基本です。
1. サブスクリプション(月額課金)
最大4階層のティアを作り、それぞれに特典(投稿数・DM頻度・ライブ参加権など)を割り当てます。価格は$0〜$100の自由設定で、初心者は無料/$10/$25/$50の4階層から始めるのが標準です。Fanslyのアルゴリズムは無料ティアの登録者数も検索順位に反映するので、無料層はフォロワー獲得の装置として使います。
2. PPV(個別投稿課金)
1投稿ごとに$3〜$100の単発課金を設定できます。動画が一番課金されやすく、写真セット(20〜30枚)で$10前後が日本人の相場です。サブスク会員でも見えない高単価コンテンツを置くと、平均単価が上がります。
3. チップ(投げ銭)
投稿やDMにファンが好きな金額を送れる機能です。$1〜$200の幅で送られることが多く、ライブ中はチップ単価が跳ね上がります。チップ目標を設定して、達成時に限定動画を解禁する運用が定番です。
4. DM販売(メッセージ課金)
サブスクとは別に、個別のDMで動画・写真を売れます。マスメッセージ(全員一斉DM)で「新作動画$15」を送るだけで売上が立つので、特に効率の高い柱です。うちの所属者でFansly主軸の人は、月収の40〜60%がDM販売になることが多いです。
5. ライブ配信
Fansly内のライブ機能で、配信中にチップを集めます。ライブの品質はStripchat等の専門プラットフォームには劣りますが、サブスクファン限定ライブにすると特別感が出せます。Stripchat等のライブ専門プラットフォームと組み合わせるのが王道です。
日本人クリエイターの稼ぎ方
Fanslyの主要客層は北米・欧州・オセアニアです。日本人には「英語UI・時差・文化の距離」の3つが壁になります。それぞれの突破方法を見ていきます。
時差を逆手に取る
北米東海岸は日本と13〜14時間の時差です。日本の朝8時=米東部の夜19時で、米国のゴールデンタイムにあたります。日本時間の朝6〜10時の投稿・DMが北米向けに一番反応が取れます。寝る前の深夜投稿は米国の早朝に届くので反応が薄いです。朝の通勤前にDMを送る流れが効率的です。
コンテンツの言語
キャプションとDMは英語が標準ですが、文法より「短く・絵文字多め・テンション高め」が正解です。Google翻訳とDeepLで十分通じます。日本語キャプションを併記したり日本らしいシチュエーションを出したりして、日本人らしさを前に出すと差別化できます。欧米クリエイターと同じ土俵で戦わない作りが効きます。
無料ティアで集客→有料でマネタイズ
Fanslyの内部検索とタグは無料ティアの登録者数を強く見ます。まず無料ティアに1,000人集めるのがフェーズ1です。その中から有料層に5〜10%が転換するのが標準です。無料層は「日常スナップ+セミヌード」、有料層は「フルヌード+動画」、最上位層は「カスタム動画+1:1 DM」と階層を切り分けると、自然に課金体系が成立します。
うちの配信者の実例|月5万〜50万
うちMignon GroupでFanslyを運用している配信者は、月収$300〜$3,500(約4.5万円〜50万円・1ドル150円換算)に分布しています。幅が広いのは、ライブ主軸+Fanslyサブと、Fansly主軸+ライブサブで、リソース配分が全く違うからです。
月50万に届く人の共通点は3つあります。
- 無料ティアを集客装置と割り切っている:無料登録者2,000〜5,000人を抱え、常時5〜8%が有料に転換
- DM販売を月10〜15回のマスメッセージで回している:1回で$200〜$500の売上が立つ
- ライブと分業している:ライブで動きと音を売り、Fanslyで写真・動画ストックを売る
逆に月5万円で止まる人は、サブスク1階層だけ・無料層がない・DMが月1回未満、という共通点があります。Fanslyは「投稿しておけば勝手に売れる」サービスではありません。自分から動くDM接触が収益の中心です。
うちでFansly設計のサポートを受けたい方は、LINEから配信スタイルを教えてもらえれば、ライブとの組み合わせを含めた運用案を渡せます。連絡対応時間は15時〜翌3時です。
税金・確定申告
Fanslyの収入は、日本の税制で「事業所得」か「雑所得」として確定申告の対象になります。海外送金でドル建てなので、押さえておく実務があります。
収入の計上タイミングと為替
出金申請して入金された日のTTM(三菱UFJ銀行の対顧客電信仲値レート)で円換算するのが原則です。Paxumや暗号通貨経由でも、最終的に日本円に換えた時点の為替で確定します。2025年以降の円安では、ドル建て収入が円換算で15〜45%上振れる恩恵があります。日本の他業種と比べても税引前の手取りが大きく出やすい構造です。
経費にできるもの
- 機材費(カメラ・照明・PC・スマホ)
- 衣装・コスメ・ウィッグ
- 通信費・サブスク類(編集ソフト等)
- Paxum・暗号通貨の送金手数料
- 事務所への支払い(うちMignon Group経由運用の場合の管理料)
- VPN・翻訳ツール等のソフトウェア
申告ルートの選び方
年収300万を超えるなら、青色申告で65万円控除を取るのが現実的です。国税庁の事業所得の解説に沿って、開業届と青色申告承認申請書を出しておくと税負担が変わります。確定申告は個別事情で処理が変わるので、アダルト収入の扱いに詳しい税理士に相談するのが確実です。うちでも顧問税理士を紹介できます。
OnlyFansとの併用設計
OnlyFansとFanslyの併用は、海外サブスク運用の標準構成として定着しています。リスク分散と相互送客の両方の意味があります。
リスク分散
OnlyFansは2021年8月にアダルト規制を発表(後で撤回)した経緯があり、決済会社の圧力で同じリスクは今後もあります。収益源を片方に集中させず、月収の30〜40%をFanslyに分散させておくと、いざという時の保険になります。
相互送客
OnlyFansの無料投稿でFanslyのリンクを匂わせる(逆も)ことで、片方のフォロワーをもう一方に流せます。FanslyのほうがNSFWの自由度が高いので、「もっと際どいのはFanslyで」という導線が定番です。
運用の負荷
両方に同じコンテンツを投稿するだけなら、負荷は1.3倍くらいに収まります。投稿スケジューラ(Onlysnaps・Supercreator等)を使えば、両プラットフォーム同時投稿を自動化できます。
落とし穴|登録却下・凍結・支払い停止
Fansly運用で詰まりやすい点を、うちで把握している実例から整理します。
登録が却下されるパターン
- 身分証の有効期限が3ヶ月以内→却下
- セルフィーと身分証の顔が一致しない→却下
- 同一IPで複数アカウント作成→全アカウント却下
- VPN経由のサインアップ→却下リスク高(米国IP固定推奨)
アカウントが凍結されるパターン
- 未成年を想起させるコンテンツ(年齢設定・コスチューム含む)
- 他人のコンテンツの無断流用
- 暴力・薬物関連の描写
- Fansly外の決済への誘導(PayPal・Cash App等を匂わせる投稿)
支払いが止まるパターン
- Paxum側で「身元確認の追加書類」を要求→提出が遅れて支払い保留
- 暗号通貨ウォレットアドレスの誤入力→復旧不可で消失
- 銀行送金で受取銀行が拒否→Fansly側に資金が戻り、Paxum/暗号通貨に切り替えが必要
うちMignon Group経由でFanslyを運用する場合は、これらを踏まないように事前にチェックリストを共有しています。
Fanslyを始める前の5つの質問
以下に1つでもYESがあれば、Fanslyを始める価値があります。
- OnlyFansで既に月10万以上稼いでいて、リスク分散先を探している
- NSFW寄りのコンテンツを、規制リスクを気にせず投稿できる場が欲しい
- サブスクを階層分けして、ライト層から重課金層まで段階的に取り込みたい
- 無料層を集客装置として使いたい(OnlyFansだとアカウント分離が必要)
- ライブチャット(Stripchat・Chaturbate等)と組み合わせて収益の柱を増やしたい
逆に、これからゼロから海外サブスクを始める方は、Fanslyだけで完結させず、ライブチャットを集客動線として組み合わせるほうが現実的です。ライブで動きと声を見せて、その視聴者をFanslyに流す動線が、一番短期で立ち上がります。海外ライブチャット5社の比較も読むと、組み合わせ先が選びやすくなります。
運用していくと、機能が多くて設定に迷うのが最初の感想です。でも裏返せば、自分のファン層に合わせて細かくチューニングできるということです。実際は、ルールを覚えること以上に「自分のファンがどういう人か」をどれだけ分かっているかが、収益の伸びに直結します。海外サービスはポリシー変更や決済会社の圧力で一気に環境が変わることがあります。だからこそ、複数のプラットフォームに分散する・SNSにフォロワーを持つ・メールリストを育てる、といった「外に自分の資産を持つ」習慣が、長く稼ぐ人に共通しています。うちでも、ライブ×サブスク×SNSの3点設計でFansly運用をサポートしています。どこから始めるのが最短かは個別に変わるので、LINEで現状を教えてもらえれば運用案を返します。
関連する深掘り記事
- OnlyFans(オンリーファンズ)完全ガイド|日本人の稼ぎ方
- 海外ライブチャット5社徹底比較
- Stripchat(ストリップチャット)の稼ぎ方
- Chaturbate(チャタベ)の使い方
- 国内チャトレから海外移籍するときの判断軸









